女性の抜け毛や薄毛を予防する正しいシャンプーのやり方

抜け毛が増えてきたり、薄毛が気になると、栄養分が足りないのかもしれないと思いがちです。しかし、女性の抜け毛や薄毛の原因の多くはシャンプーのやり方を見直すことで随分と改善されます。

そこで、今回はいつまでも美しくいたい女性に知っていただきたい正しいシャンプー法をお届けします。

シャンプー前に加えたい2つのステップ

「お風呂に入ってシャワーで髪を濡らしてシャンプーをする」それが当たり前になっている方必見です。まずはシャンプー前に加えたい効果的な洗髪前の2ステップをご紹介します。

ブラッシングで髪のもつれをとる

まず1つ目のステップは、お風呂に入る前に髪のもつれを取ることです。

私は髪の毛がそんなに長くないから大丈夫と思わないでくださいね。このブラッシングには、髪のもつれをとるのと同時にもう1つの役割があるからです。

それは髪と髪の間に入り込んでいるホコリや小さなごみを取り除くことです。目には見えなくても、空気中には多くのホコリや小さなごみが舞っています。それをそのまま髪の中に残したまま髪を洗うと何が起こるのか?

髪、ホコリ、髪とサンドイッチになった構造で擦り合わせてしまうので、ホコリとの摩擦によって髪の毛のキューティクルを傷つけてしまう原因になるのです。

そこで、丁寧にブラッシングを行いましょう。

ブラッシングのポイントは、2つです。

1. 毛先から少しずつブラッシングを行う事
2. 髪の毛を引っ張らず優しくブラッシングを行う事

どちらも髪の毛を無理やり引っ張り、頭皮に刺激を与えすぎない為にとっても大切なポイントです。

予備洗いで頭皮と髪をしっかり濡らす

2つ目は、髪を濡らしたらいきなりシャンプーをするのではなく、ぬるま湯で予備洗いをすることです。

予備洗いで、髪についた表面的な汚れを洗い流し、皮脂を浮かび上がらせるのです。また、ヘアスプレーなどを使用している方は、まずは予備洗いで先に洗い流してやるとシャンプー液と混ざり、頭皮への刺激を避けることもできるのです。

予備洗いといってもやり方はとっても簡単です。

1. ぬるま湯(36度前後)で髪全体を濡らします
2. シャワーでお湯をかけながら、指の腹で頭皮をこするようなイメージで汚れや皮脂を取り除いていきます
3. 両手の指の腹を使って、マッサージするように頭皮を全体的にあらいます

時間でいうと、予備洗いは3分程度です。3分も?と思われるかもしれませんが、実は洗髪において大事なのは、本洗いのシャンプーではなく予備洗いです。そこで時間をかけて行いましょう。

1つ注意点は、あまり熱いお湯を使うと頭皮の乾燥を招くので避けることです。皮脂は30度から溶け出しますのでぬるま湯で十分なのです。

この2ステップを行うだけで、頭皮の痒みやフケが格段に変わりますよ。

正しいシャンプーは頭皮を洗おう

続いて本洗いのシャンプーの正しい方法を行っていきましょう。

ヘアケアを意識している女性はご存知かもしれませんが、シャンプーで洗うべきなのは髪の毛ではなく頭皮です。そして健康な髪の毛を作るには、頭皮環境を良好にすることが欠かせません。

そこでシャンプーを行う時に、意識したいのは頭皮をきれいにすることと、頭皮の血行をあげることで薄毛や抜け毛の進行を抑えることです。

頭皮を洗う意味

では頭皮を洗う意味合いから見ていくことにしましょう。

頭皮というのは非常に雑菌が繁殖しやすい場所です。特に気温が高くなってくると汗をかきやすくなります。しかし身体の他の部位と違って、女性でも頭皮に汗をかいたからと言ってあまり拭きとることってしませんよね。その為、髪の毛に覆われた頭皮は蒸れやすいので雑菌が繁殖しやすいのです。

頭皮に菌が繁殖すると、フケや痒みを引き起こすことはもちろん、毛穴の炎症にも繋がります。そして髪の毛の毛根が弱くなり抜け毛を引き起こしやすくなるのです。

皮脂詰まりは抜け毛や薄毛の原因に

続いては皮脂詰まりと抜け毛と薄毛の関係についてご紹介します。

皮脂がシャンプー時などに洗い流されず、毛穴に残ってしまうと雑菌を増やし不衛生になるだけではありません。

頭皮湿疹の原因になったり、毛穴が詰まってしまうということは髪の毛の成長を妨げてしまいます。また、痒みなどが出ることから爪で掻きむしってしまい頭皮を傷つけることから薄毛を進行させることもあるのです。

頭皮の血行を良くして髪に栄養を与える

最後に抜け毛や薄毛を改善させるために欠かせない頭皮の血行を良くする効果についてご紹介します。う。頭皮を洗うことで頭皮を刺激し血行を良くすることが出来ます。それと同時に、スムーズに流れるようになった血流にのせて毛母細胞に栄養を届けることが可能になります。

その結果、髪の毛が生えてくるのに必要な栄養が十分に行き渡り、健康で艶やハリのある女性らしい髪の毛を育てることができるのです。

抜け毛や薄毛を予防する正しいシャンプー法の基本

続いて、抜け毛や薄毛を予防するための正しいシャンプー法の基本として洗い方の基本をまとめてご紹介します。

シャンプー剤は泡立てて使う

シャンプー剤は必ずご自身の手のひらの上でぬるま湯と合わせて泡立てた状態で使う事です。

お顔を洗う時に、いきなり洗顔フォームを付けるのではなく泡で優しく洗う事が大事というのはご存知かと思います。これと同じで頭皮も大変デリケートなので、泡立ててから使うようにしてください。

そして泡を付けるのは髪の毛ではなく、頭皮につけてることです。

正しい指使いと指の使う部位

頭皮に泡がついたら頭皮を洗っていきますが、その時の指使いは優しくかつ頭皮を捉えて行う事が大事なポイントです。

ゴシゴシとこするようにするのは良くありませんが、だからといって撫でるようにしたのでは、意味がありません。

また使う指の部位も大事なポイントです。

力を入れようとすると指を立ててしまいがちですが、あまりに立てると爪が頭皮に刺さってしまいます。そこで、指の腹(指紋のある場所)を中心に使うのがポイントです。

洗う方向は下から上へ

指の腹で頭皮を捉えたら、少し圧を加えます。そして洗う方向は下から上、つまり頭のてっぺんに向かって洗っていきましょう。

これは髪の毛の生えている流れに沿って洗うことで、頭皮の隅々まで泡を行き渡らせるためです。ただし、髪の毛を無理に引っ張らないように気を付けてください。

しっかりすすぎで洗い残しを防ぐ

シャンプーは洗ってしまえば終わりではありません。きれいに汚れと一緒に泡を洗い流すことです。シャンプーには洗浄剤が含まれており、それが洗い流されずに残ってしまうと頭皮に負担を与えてしまいます。

頭皮には常に外部からの刺激を避けるために皮脂膜が存在しています。その為、シャンプー剤などの洗い残しは皮脂膜のバランスを崩すことにもなりかねません。

シャンプー後は必ず髪を乾かそう

しっかりとシャンプーやコンディショナーなども洗い流した後は、髪を乾かすことを忘れないことです。これは髪が短くて早く乾く方も同様です。

シャンプーはキューティクルを広げる

私たちの髪の毛は、紫外線などの外的刺激から髪を守る為に何層にも重なったキューティクルが存在します。

このキューティクルは、髪を洗うのにお湯をかけることで広がってしまいます。もう少し厳密にいうと、キューティクルがめくれた状態になっています。

そこでそれをそのままにしていると、なかなかキューティクルが閉じないので髪内部の水分が蒸発してしまいパサついた髪になってしまいます。

タオルオフは優しく

お風呂からあがって髪を乾かす前に行うのは、タオルオフで水分を取ることです。

このときの注意点は、髪同士をこすり合わせないことです。髪の水分を拭き取るときに多少の摩擦は起こりますが、キューティクルがめくれた髪同士の摩擦が増えるとめくれはひどくなってしまいます。

そこで、タオルに髪をはさみ上から優しく抑えることで水分をタオルに吸わせていきましょう。

ダメージを与えずにドライヤーをかける

髪の水分がある程度取れたら、ドライヤーを使って髪を乾かしていきましょう。

このときの注意点は、ドライヤーの熱による髪の傷みを避けることです。美容院などでドライヤーをかけてもらう時も、ずっと同じ場所に風が当たったりすることはありませんよね。

そこでご自分で乾かす時も、片側の手の指で頭皮を軽くこすりながらドライヤーを髪から15センチは外してあてるようにしましょう。熱風が当たる場所もドライヤーを動かして調整してください。

抜け毛や薄毛の予防にはシャンプー選びも大事

シャンプーの正しい方法で抜け毛や薄毛を防ぐことは非常に大切ですが、使用するシャンプーも大事なポイントになりますよ。

洗浄力が強いシャンプーはNG

髪のベタつきが気になる方などは、どうしても使用感がスッキリしたものを選びたいと思いがちです。

しかし、そこで洗浄力が強いものにこだわってシャンプーを選ぶと余計に皮脂を増やしてしまうのです。皮脂は頭皮環境を整えるのに必要な要素です。そこで必要以上に皮脂をとるとバリア機能が保てなくなる為、さらに皮脂の分泌が増えることになります。

また洗浄力が強いシャンプーは、必要以上に皮脂を取り去ることで、頭皮の内側の乾燥を招き髪の毛が育ちにくい環境を作り、薄毛を進行させてしまいます。

アミノ酸系シャンプーは抜け毛や薄毛に効果あり?

ではどんなシャンプーを使えばいいの?と疑問なあなたに、頭皮にも髪にも優しいアミノ酸系シャンプーがおすすめです。

アミノ酸系シャンプーは低刺激なので、薄毛になっている頭皮に余計な刺激を与えずに済むのです。低刺激であっても、汚れや無駄な皮脂はしっかりと洗い流してくれますよ。

さらに、アミノ酸には傷ついた髪を補修する働きもあるのです。アミノ酸といえば、私たちの身体はもとより髪の毛を作り出している成分なので、とっても安心なのです。

まとめ

シャンプーってそんなに面倒なのと思われたでしょうか?一見面倒に感じるかもしれませんが、毎日行う事なのでこのやり方に慣れれば自然と出来てしまいます。

あなたが悩んでいるその薄毛や抜け毛が、シャンプーの仕方とご使用のシャンプー剤を工夫するだけで変わるのならとっても簡単だと思いませんか?

いつまでも美しくきれいでコシのある髪を維持するために、正しいシャンプー法を取り入れてみて下さい。