頭皮の乾燥の原因と潤いを保つための対策法

顔のスキンケアは毎日行っているという女性が多いと思いますが、それは何のためですか?乾燥によるシミや皮膚トラブルを防ぐためですよね。

頭皮も顔とつながった皮膚なので、乾燥してしまうと様々なトラブルの原因になってしまいます。

ここでは、頭皮が乾燥する原因や対策方法を紹介します。

頭皮が乾燥するとどうなる?

特に乾燥する冬と紫外線を浴びる夏に起こりがちな頭皮の乾燥。では、頭皮の乾燥は具体的にどんなトラブルを引き起こしてしまうのでしょうか。

髪の毛が抜ける

頭皮が乾燥すると、身体は「頭皮の脂質がたりませんよ!」という信号を発します。

すると、身体は「もっと脂を分泌して頭皮を守らなければ!」と、必要以上の脂質を分泌し始めます。

すると、誰の頭皮にも存在する常在菌マラセチアが脂質をエサに脂肪酸を排出。
このマラセチアの排出した遊離脂肪酸は、頭皮にとって良く無い刺激を与えます。

すると、これが原因で髪の毛が抜けてしまったり、脂漏性皮膚炎から脂漏性脱毛症を発症したりしてしまう事もあるんですよ。

髪の毛が細くなる

頭皮が乾燥していると、表面のバリアが剥がれ落ち毛根が外的刺激を受けやすい状態になっています。

髪の毛が成長する時に、栄養を供給してくれるのは毛根にある毛乳頭ですよね。ここがダメージを受けてしまうと健康的な髪の毛が生まれてこないのです。

また、髪の表面にあるキューティクルも乾燥によるダメージを受けます。間違ったシャンプーやドライヤーの使い方によってキューティクルの剥がれた髪の毛は、更に乾燥しやすくやせ細っていきます。

フケや痒みが出る

ヘアサイクルは、成長期(4~6年)→退行期(数週間)→休止期(数か月)を繰り返しています。

それと同じように、皮膚も皮膚の奥深くで生まれた新しい細胞がどんどん表面に上がってきて、それと同時に古い皮膚が剥がれ落ちるというターンオーバーを繰り返します。

しかし、頭皮が乾燥することでこのターンオーバーが乱れてしまうんです。これには髪の毛が抜ける理由にも出てきたマラセチアも大きく関わっています。

マラセチアの排出した遊離脂肪酸は、皮膚に刺激を与えて皮膚のターンオーバーを早めてしまうのです。

通常よりも早く剥がれ落ちてしまった皮膚はフケとなって現れ、まだまだ未熟な皮膚が表面に出てくることで更に頭皮が乾燥しやすくなる負の連鎖の始まりになります。

頭皮が乾燥する原因

皮膚の乾燥は抜け毛だけでなく髪の毛が痩せ、フケが出る原因に!では、どんなことが原因で頭皮が乾燥してしまうのでしょうか。

季節によるもの

夏と冬は特に乾燥しやすい時期なので、いつも以上のケアが必要になります。

空気が乾燥している影響が頭皮にも表れやすい時期です。

紫外線を長時間浴びるなど、湿気があっても頭皮のバリアが壊れて乾燥する原因に。

また、夏の頭皮へのダメージが秋になって現れることも多い傾向にあります。

シャワーの温度が高い

熱いお湯で洗髪してしまうと、皮膚の組織にダメージを与えて乾燥の原因になります。

食器洗いをするときに、高い温度は汚れが落ちるからといって、素手で高温のお湯を使うと手がひび割れるなどのトラブルに繋がりますよね。

頭皮も同じ皮膚なので、高温のお湯は乾燥だけでなく皮膚トラブルの原因になるんですよ。

髪の毛をシャンプーしすぎ

シャンプーのしすぎは余計な油分まで取り除いてしまって頭皮が乾燥し、皮脂の分泌を増やす原因になります。

また、洗浄作用の強すぎるシャンプー剤も頭皮を乾燥させる原因に!だからといって湯シャンなどを間違った知識で行うのも、汚れが頭皮に詰まる原因になるので注意。

栄養が足りていない

頭皮が乾燥してしまう原因は、外からの刺激だけが問題ではありません。

カップラーメンなどのインスタント食品は、塩分や脂質を過剰摂取して頭皮の毛穴を詰まらせ、皮膚を修復したりするために必要なビタミンBやコラーゲンが不足します。

バランスの悪い食事は栄養不足になって、頭皮が乾燥してしまう原因になります。

頭皮の乾燥を防ぐには

頭皮の乾燥は季節や生活習慣に原因が潜んでいましたね。ということは、意識すれば改善できる!ということです。

今日から始められる簡単な、頭皮の乾燥対策を紹介しますね。

シャンプーのし方を見直す

シャンプーなんて適当に髪を濡らしてシャンプー剤をぺっと手にとってぺっと頭に乗せて、乾燥で痒い頭皮を爪でちょっとカリカリしながら洗ってまーす。という人はいませんか?このシャンプー方法は頭皮の乾燥、炎症、抜け毛を招きます。

正しいシャンプー方法
  1. 低めの温度で髪全体を流すようにして洗う。
  2. シャンプー剤を手に取り、少し泡立ててから襟足に乗せる。
  3. 襟足から徐々に頭全体へと泡を広げる。
  4. 爪は立てず指の腹を使って優しくマッサージしながら全体を洗う(泡立ちが悪い場合は①から④をもう一度行う)
  5. 低めのお湯でよく洗い流す。
  6. コンディショナーやトリートメントは地肌に付けないようにして乾燥している毛先に塗る。
  7. コンディショナーをよく洗い流す。

洗い過ぎないように注意

シャンプーは1日に1回までにしてください。汚れたまま整髪料の付いたまま寝てしまうと、マラセチアが皮脂汚れをエサに遊離脂肪酸を排出するので、寝る前には綺麗にシャンプーしておくようにしましょう。

プールや汗をたくさんかいてしまいシャワーを浴びる回数が増えてしまう場合には、そのうち1回を湯シャンにしてシャンプーは使わないようにしてもOK。

お湯の温度をチェック

低めの温度ってどれくらいなの?という疑問にお答えします。30~35℃が1番理想の温度です。

それでも冬場などはこの温度でシャワーを浴びると風邪をひいてしまいかねませんよね。その場合は38℃前後までは問題ないでしょう。

ドライヤーの使い方に注意

1番良くないのは、髪の毛を洗って濡れたまま過ごしたり寝てしまったりすることです。私たちの肌には常在菌といってカビ菌やマラセチア菌がいます。これらの常在菌は、増えすぎなければ何の問題もありません。

しかし、濡れたまま放置してしまうと、カビが生えます!体温で暖かいところに湿気がたっぷりの環境はカビが大好きですよね。

カビが繁殖した頭皮は臭くなり痒みや肌トラブルの原因に。また、乾くまでに時間がかかるので、必要以上に頭皮の水分が奪われて頭皮の乾燥が進んでしまうんですよ。

次によくないのは、誤ったドライヤーの使い方。タオルドライをしっかりすることで、ドライヤーを使って短時間で髪の毛を乾かすことができます。

いつまでもドライヤーの熱を頭皮に当て続けるのも乾燥の原因になるので、タオルドライはとっても大事!

頭皮を潤す食生活

体内から頭皮の乾燥対策をすることも大切。皮膚を健康に保つために有効な食材を、毎日の食事に取り入れましょう。

これは頭皮だけでなく、顔や身体にも共通することなので実践しましょう。

コラーゲン

豚足の他にも、ふかひれ、鶏の皮などにコラーゲンが含まれています。スキンケアにも使われているコラーゲンを身体の中からも補給しましょう。

イソフラボン

女性ホルモンと似た働きをすることで、髪の毛が健やかに育つのを手伝う大豆イソフラボン。

大豆食品に多く含まれており、新陳代謝をあげてお肌のコンディションも整えてくれます。

ネバネバ食材

オクラ、モロヘイヤ、納豆などのネバネバ食材は、ムチンという成分を多く含み肌の保湿力を高めてくれる働きがあります。

まとめ

頭皮が乾燥すると抜け毛やフケ、痒み、髪の毛が細くなってしまう原因になるということが分かりましたね。

これからは顔や身体だけでなく、頭皮の潤いも保って乾燥しないように頭皮ケアを行いましょう。

対策方法はどれも今日から始められるものばかりです。これらを意識していれば、いつか無意識に頭皮の乾燥知らずな生活が送れるようになるでしょう。

頭皮の乾燥を防いでボリュームのある健やかな髪を育てましょう!