内服薬(飲み薬)タイプの女性用育毛剤の効果の違いと副作用について

頭皮に塗るタイプの育毛剤よりも、内服タイプの育毛薬は効果が高い!というのを聞いたことがある人が多いはず。ここでは、内服タイプの女性用育毛剤について知りたい女性に、薬による効果の違いと副作用について説明します。

パントガール

薄毛に悩む全ての女性が待ち望んでいたのではないかという、世界で初めて女性用の薄毛治療薬として認められた内服タイプの薬。世界初というだけあって、期待値が大きい分心配な点も多いですよね。

パントガールの効果

世界で1番最初に女性の薄毛治療に対しての効果が認められたパントガール。臨床試験もすでに行われており、70%もの薄毛に悩む女性に3カ月で効果が見られたそうです。たんぱく質、ビタミン、アミノ酸と髪に欠かせない成分が、女性の薄毛治療に効果を発揮します。

パントガールの副作用

抜け毛を起こす原因であるホルモンに作用する男性用薄毛治療薬とは違い、パントガールの成分はビタミンや髪を生成するのを助けるもの。髪を強く太くする作用によって薄毛の改善をする薬です。そのため、副作用の報告は未だになく、女性でも安心して服用できます。

パントガールの相場(1か月分)

クリニックでの処方 10,000~16,000円
個人輸入 6,000~9,000円

ミノキシジルタブレット(ミノタブ)

ミノキシジルタブレットは、男性型脱毛症AGAの治療に使われる薄毛治療薬です。リアップなどの外用薬でも女性用の育毛剤が存在するので、女性にも効果はありますがデメリットも多いのが難点。使用する女性もいますが、医師も女性には勧めていない治療薬です。

ミノキシジルタブレット(ミノタブ)の効果

元々は血圧降下剤として、高血圧患者が使っていた治療薬。投薬中の患者にAGAの改善が見られたことから、薄毛治療薬として研究されてきました。血圧を下げるための血管拡張作用があり、髪に必要な栄養が毛細血管を通して毛母細胞に届くことで発毛に繋がります。

ミノキシジルタブレット(ミノタブ)の副作用

副作用のリスクが高いのが難点のミノタブ。髪が生える初期段階での初期脱毛をはじめ、血管が拡張することによる動機、息切れ、眩暈、低血圧などの副作用が現れます。髪が生えるという効果のほかに、多毛症になる可能性があるほか、デリケートな女性の身体は副作用が強く出ることからあまりお勧めできない治療薬です。

ミノキシジルタブレット(ミノタブ)の相場

クリニックでの処方 7,000~15,000円
個人輸入 3,000~7,000円

日本未認可の育毛薬を買う方法と使うことのリスク

パントガールもミノタブも、日本では厚生労働省の認可が下りていない薄毛治療薬です。日本未認可の薄毛治療薬を購入する手段はどんな方法があるのか、使う上でのリスクは何があるのでしょうか。

日本未認可の育毛薬を買う方法

日本未認可の医薬品薄毛治療薬を手に入れる方法は、2つあります。

  1. 医師からの処方
  2. 個人輸入代行サイトから購入

日本未認可の育毛薬を使うことのリスク

日本未認可…と聞いても、何のこと?という感じですよね。逆に厚生労働省から認可が下りている薬というのは、臨床試験を実施したうえで「この薬は、副作用を踏まえたうえで安全性と効果が認められる」と承認された薬のことを指します。

ということは、日本未認可の薬は世界では効果や安全性が認められていても、日本ではまだ認めていませんよ!という薬。このような日本未認可の薬を使って、重篤な副作用が‘出た場合は医薬品医療機器総合機構の補償を受けることができません。

医薬品医療機器総合機構の補償
万が一、認可済みの薬を正しく使ったにも関わらず、副作用によって更なる治療が必要になったときには、医薬品副作用被害救済制度によって治療費や年金の給付を受けることができる保証制度。

つまり、未認可の薬を服用して重篤な副作用が出たとしても、国も病院も保証できませんよ!自己責任ですよ!ということです。しかし、医師は、このような未認可の薬でも一定の条件を満たせば、患者さんに薬を処方することができます。保証はされないにしても、医学的な知識のある医師の診断による処方は安心できますね。

気を付けていただきたいのは、個人輸入代行による購入です。自己判断で服用を決めた結果、脱毛原因がびまん性脱毛症ではなく円形脱毛症だったら?皮膚疾患によるものだったら?何らかの病気にかかっていたら?治療効果がないだけでなく、副作用のリスクだけを背負うことになりますね。

女性が使ってはいけない服用タイプの育毛剤の成分

男性には効果的でも、女性が使うと危険な育毛薬があります。では、女性が服用してはいけない服用タイプの育毛剤の成分にはどんなものがあるのでしょうか。

フィナステリド

プロペシアの主成分であるフィナステリドは、もともと男性の前立腺肥大症の治療に使われていた薬です。男性ホルモンを抜け毛の原因になるDHTに変換する、酵素5αリクターゼ2型の働きを抑える作用があります。そのため、女性には薄毛治療効果はあまり見込めない上、副作用や服用による危険が大きい薬。

日本で認可されている薄毛治療薬なのですが、ホルモンに作用することから、女性は服用だけでなく触ることも禁止されています。もし、服用した女性が妊娠または授乳していた場合、胎児や幼児の生殖機能の発育に悪影響が出る恐れがあります。

デュタステリド

こちらも日本では認可済みの薄毛治療薬ザガーロの主成分です。フィナステリドは5αリクターゼ2型にのみ効果がありますが、デュタステリドは5αリクターゼ2型と1型に効果のある、より治療効果が高いと期待の高まっている薄毛治療薬です。しかし、このデュタステリドもフィナステリドと同様で、女性は服用も触ることも厳禁!

内服薬(飲み薬)タイプの女性用育毛剤は育毛クリニックで処方してもらおう

日本で認可されている女性用薄毛治療内服薬は、今のところありません。それでも、どんな育毛剤を使っても効果がない!藁にもすがる思いでトライしたい!というのであれば、医師からのパントガールの処方をお勧めします。

日本未認可のパントガールは、自由診療になるほか取り寄せの費用もかかるので処方代が高額になります。また、効果が出るのは3カ月くらいからと言われており、効果が出ても飲み続けなければ効果が持続しません。また、医師からの処方でも万が一の時に国は助けてくれないので自己責任です。

デメリットが大きい分、メリットも大きいのがパントガールという治療薬。いままで世界で安全が認められていた女性用薄毛治療内服薬はなかったため、効果的な治療法は注射や植毛などの高額な治療しかありませんでした。しかし、内服薬を服用することで、治療費を抑えながら効果的な治療が実現できます。

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副作用が怖いなら女性用育毛剤や育毛サプリメントがおすすめ

女性の身体は男性に比べると、とてもデリケートにできています。なるべく安全な方法で副作用の心配なく薄毛治療をしていきたいですよね。そこで、副作用が怖いという人には女性用育毛剤や育毛サプリメントがおすすめです。

女性用育毛剤

女性用育毛剤でも、医薬品ミノキシジル配合のリアップなどの女性用育毛剤が販売されています。ミノキシジル!副作用!と怖くなるかもしれませんが、育毛剤によって局所的に塗布するのであれば内服薬のような強い副作用は殆どありません。

また、医薬品ではなくても天然由来成分を使用した、妊娠中でも授乳中でも使える女性用育毛剤も売られています。効果がなければ返品返金できる女性用育毛剤もあるので、副作用のリスクだけでなく無駄なお金を費やすリスクも避けることができますね。

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育毛サプリメント

サプリメントは健康補助食品だから、発毛効果は認められていません。しかし、髪を生成するのに必要な栄養素である大豆イソフラボン、カプサイシン、ノコギリヤシ、亜鉛、またはこれらを複数配合した育毛サプリを摂ることで、髪の毛が生えやすい体内環境づくりに役立ちます。

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まとめ

男性に処方される薄毛治療薬に比べると、女性が服用できる薄毛治療薬は少ないのが現状です。世界初の女性用薄毛治療内服薬パントガールが出たとはいえ、日本では未認可という点が引っかかります。未認可の薬は副作用によって何が起きても自己責任になることを知っておきましょう。

ただし、安いからと言って自己判断によって個人輸入で購入するよりは、医師の判断のもとで処方してもらう方がリスクを下げることができます。どうしても副作用のリスクを避けたいのであれば、リスクの低い女性用育毛剤やサプリメントによる頭皮環境や体内環境の改善が望ましいでしょう。