髪のコシやハリがないと判断できる症状と原因・改善方法

薄毛になる原因は、抜け毛だけではありません。髪が細くなりコシやハリがなくなることでも薄毛になってしまいます。ここでは、髪のコシやハリがなくなってしまう原因や改善方法についてお話します。

ハリコシのセルフチェック方法

ハリコシがなくなると言っても、ある日突然起こるものではなく徐々になくなっていくのがハリコシです。今の髪の状態はハリコシがあるのかないのか、セルフチェックする方法を紹介します。

ハリのチェック方法

髪のハリというのは、張り…つまり髪の強さを意味します。髪の毛の両端を両手で持って引っ張ってみてください。プチッと切れてしまったり、ビヨーンと伸びる、手を離したら縮れたりするようであれば、ハリのない髪の毛だと言えますね。ハリのある髪でもブリーチやカラー、パーマを繰り返すとこのようなハリのない髪の状態になります。

コシのチェック方法

噛みごたえのある食感を表すときにも使われるコシという言葉。元の状態に戻ろうとする弾力を意味します。髪の毛の束を指に巻いて、パッと放してみてください。スルッと元の状態に戻るようならコシのある状態です。指に巻き付いたままであれば、コシがなくなってきていると考えられます。

ハリコシがないとどうなるの?

ハリコシがあった方がいい!というのは何となくわかるのですが、ハリコシがないと具体的にどんなデメリットがあるのでしょうか。

薄毛になる

逆に、ハリコシのある髪の毛とは太くてしっかりした状態ですよね。1本1本の髪の毛が太いということは、髪の密度も高いということになります。ハリコシのない髪の毛は1本1本の髪が細く、髪全体の密度も低いので分け目やつむじが目立つ薄毛の状態になります。

髪の毛が抜けやすくなる

髪の毛を生成しているのは、毛根にある毛母細胞の働きとコラーゲンです。ハリコシのない髪の毛を生成している毛包は、毛母細胞が活性化されていなかったりコラーゲンが少なくなっていたりすることが、原因の一つとして考えられます。髪の根っこが不安定な状態の髪の毛は、簡単に抜け落ちてしまいます。

ツヤがなくなってしまう

ハリのある髪でもブリーチやカラー、パーマを繰り返すとハリコシがなくなるというのは、キューティクルが剥がれてしまっているからです。キューティクルが剥がれていると、パサパサしてツヤのない不健康そうな印象の髪に。ハリコシがない=ダメージヘアの状態になっているとも言えますね。

ハリコシがなくなる原因

肌も髪もハリコシがあった方が美しいのは当然ですが、何が原因でハリコシを失ってしまうのでしょうか。ハリコシがなくなる原因は、肌荒れの原因とも共通する点が多いことが分かります。

年齢による老化

東京歯科医大の新しい研究結果を目にした人も多いかと思いますが、薄毛の原因には加齢による毛包内のコラーゲンの減少が原因の1つだと発表されましたね。髪を生成するのに欠かせないコラーゲンが減少することで、ハリコシがなく抜けやすい髪の毛になってしまうのです。

また、女性の場合は更年期による女性ホルモンの分泌が減少することでも薄毛が起こります。これは、髪を太く成長期を長くさせる、エストロゲンの働きが弱くなってしまうためです。若年性更年期になる女性も増えているので、更年期の45~55歳の女性に限られたケースではなくなってきているのが現状です。

血行不良で栄養が髪に行き届いていない

髪の毛の成長に必要な酸素や栄養を運んでいるのは、体中を巡っている毛細血管ですね。女性の中で悩んでいる人が多い、冷え性や肩こりなどによる血行不良は、毛母細胞の細胞分裂に必要な酸素や栄養が届くのを阻害します。

ダイエットや乱れた食生活による栄養不足

無理なダイエットをすると、身体だけでなく髪の毛も細くハリコシのない状態になるリスクがあります。身体は髪の毛よりも生命の維持を優先するので、毛母細胞に栄養を届けるのは後回しになってしまうんですね。他にも、不規則な生活による偏った食生活も、栄養不足の原因に。

睡眠不足

皮膚や髪、筋肉を生成したり修復したりするのに必要な成長ホルモンは、成人になっても分泌されているホルモンで、代謝アップ、血行促進、老化防止の効果があります。この成長ホルモンの分泌は、夜の22時から2時にピークを迎え、この時間帯にちゃんと眠れていない人は、成長ホルモンの分泌が減少してしまいます。

ヘアカラーでキューティクルが剥がれている

ヘアカラーで色を明るくする際、薬剤によってキューティクルを開かせた上で色素を分解して色を入れています。つまり、ヘアカラーには脱色と色付けの2つの作用があるということ。しかし、カラーを繰り返すことでキューティクルが剥がれ、発色のしにくいパサついたハリコシのない髪になってしまいます。

ハリコシを取り戻す方法

正直に言います。ハリコシのない髪の毛は健康な状態には戻りません。死滅細胞と言って、死んでいる細胞なので修復は不可能なんですね。しかし、これから生えてくる髪の毛にハリコシを持たせる対策方法はありますよ!

大豆イソフラボンを積極的に摂ろう

女性ホルモンのエストロゲンには、髪にハリコシを持たせたり成長期を伸ばしたりする作用があります。しかし、年齢とともにエストロゲンの分泌は減少してしまいますね。このエストロゲンと似たような役割を担ってくれるのが、大豆イソフラボンです。

納豆、豆腐、油揚げ、きな粉などから摂取することも可能です。忙しくて毎日とるのは難しいという人には、手軽に栄養を補えるサプリメントも人気がありますよ。

体を冷やさないようにする

女性にとって大敵なのは身体の冷え!冷えによる基礎代謝力の低下、免疫力の低下、体温の下降、身体のコリ、生殖機能の低下、血行不良など、髪の毛の生成や成長はもちろんのこと、健康面においても良くない影響がありますね。

頭寒足熱と言って、身体全体を温めるには下半身を温めるのが効果的です。足湯、半身浴、湯たんぽなどで下半身から温めることで血行が良くなり、身体全体がポカポカに!

食生活の改善

髪質改善には食生活の改善が必要不可欠です。まずは1日3食をバランスよく食べることから始めましょう。髪の毛を作るのに欠かせない栄養素を取り入れるのがポイントです。

たんぱく質…動物性たんぱく質である牛肉、豚肉、鶏肉、卵、牛乳など。
ビタミン…緑黄色野菜や青魚など。
亜鉛…牡蠣などの貝類、ウナギ、肉類など。

睡眠をしっかりとる

寝不足は髪にも肌にも悪影響を及ぼします。ただし、寝てはいるけれど睡眠の質が落ちていては、疲れが残ってしまいます。睡眠時に湯たんぽで足を温める、眠る前にスマホをいじらない、寝具は清潔にする、綿や麻などの汗を吸い取るパジャマを着用するなどして、睡眠の質にもこだわりましょう。

シャンプーや女性用育毛剤で頭皮環境を整える

薄毛の原因は頭皮環境の悪化も関係します。洗浄成分の強い高級アルコール系のシャンプーは避け、せっけん系やアミノ酸系の頭皮に優しいタイプのシャンプーを選びましょう。絶対に爪を立てて洗ったり、熱いお湯でシャンプーを流したりしないようにしてください。

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他にも、女性用育毛剤でも頭皮環境を整えることは可能です。女性用育毛剤は、頭皮を保湿して血行を良くし、健康的な髪の毛が生えてきやすい環境を整えることができます。顔のスキンケアと並行して習慣にするといいですね。

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まとめ

髪が薄くなってきたかも?という人は、セルフチェックを行って、自分の髪の状態を確かめてみてください。髪にハリコシがなくなってきたことが、薄毛の大きな原因になっているのかもしれません。死滅細胞である髪の毛にハリコシを取り戻すことは不可能ですが、これから生えてくる髪の毛を改善することは可能です。

髪にハリコシがなくなってしまう原因は年齢、生活習慣、食生活によるものと様々ですが、対策をすることでハリコシのない髪の毛を防止することができます。心当たりのあるハリコシをなくしている原因を見直すことが、ハリコシを取り戻す第一歩になりますね。