女性の薄毛に効果的なブラッシング術とヘアブラシの選び方

髪にツヤを出したり、油分を調節、頭皮の血行を促進、汚れを落としたりする目的で行うブラッシング。正しく使えば、薄毛や抜け毛を防ぐためのスカルプケアとして効果的です。しかし、使い方を誤ってしまうと、頭皮を傷つけたりして抜け毛や薄毛、皮膚疾患の原因に。ここでは、効果的なブラッシング術とヘアブラシの選び方を紹介します。

女性の薄毛に効果的なブラッシングの正しい方法

まずは基本の、正しいブラッシングのし方からおさらいしましょう。今までやってなかった!という項目があれば、ぜひ次回からのブラッシングに取り入れてくださいね。

乾燥が酷い時にはクリームなどを塗布

紫外線の影響で傷んでいる夏や、乾燥している冬はブラッシングしてもブラシの滑りが悪い!なんて事がありますよね。そんな時に無理やり梳かしてしまったら、もちろん髪の毛が引っ張られることで抜けてしまいます。

手ぐしで梳かしてみて「傷んでるな」「乾燥しているな」と思ったら、クリームや洗い流す必要のないトリートメント、ヘアオイルなどをブラッシングの前に塗布しましょう。この時、毛先を中心に塗布し、頭皮には絶対に付けないように注意。

毛先から徐々に梳かして絡んでいる箇所がないようにする

クリームやオイルをつけても、絡んだままの髪の毛を根元から梳かすと抜けてしまいます。まずは髪の毛を少しずつ手に取って、毛先の絡みから梳いていきます。毛先が梳けたら次は髪の中間、最終的には根元からスーと梳かせるように。

全体にからんでいる箇所が無くなってから、頭全体のブラッシングをします。絡んでいるからといって髪の表面だけをブラッシングしても、ブラッシングによる頭皮や髪への効果は期待できないので注意。

根元は強く押し当てずに、気持ち良いくらいの力で

ブラッシングする時の力加減を注意しないと、頭皮を傷つけてそこから菌が入ったり炎症を起こしたりして頭皮のトラブルにつながることがあります。頭皮のトラブルは、抜け毛や薄毛になる原因になるので注意。

感覚としては、ブラシの先をこすりつけるのではなく滑らせるような感じです。頭皮の皮脂を髪全体に行き渡らせるのが目的なので、力強くこするようなブラッシングは絶対にやめてくださいね。

頭皮や髪のツヤを出すヘアブラシの選び方

ヘアブラシと一言で言っても、髪の状態やタイプ、目的によってブラシの使い分けが必要ですよ。自分に合ったブラシを選ぶことで、効果的なブラッシングをすることが可能になります。

抜け毛が気になる人は天然毛のヘアブラシを

抜け毛が気になる!という人は、化学繊維からできたブラシよりも天然毛のブラシがオススメです。毛先が柔らかいので頭皮を傷つける心配がないことと、静電気が起きにくいというメリットがあります。

金属製やナイロン製、プラスチック製のブラシは、トラブルの原因になりやすいのでおススメできませんが、近年ではマイナスイオンを放出するような新素材も出てきていますよ。
髪が太めで量が多い人…猪毛
髪が柔らかくて細い人…豚毛
抜け毛が気になる人…軟豚毛

シャンプー前はクッションブラシを

シャンプー前のブラッシングは、髪に付いたホコリや汚れを前もって落とすここができます。また、絡んだままの髪の毛をそのままシャンプーしてしまうと余計に絡んでしまうので、絡んでいる髪の毛はブラッシングで梳いてからシャンプーする必要があります。

毎日のシャンプー前に使うブラシですから、髪にも頭皮にも優しいクッションブラシを選びましょう。クッションの弾力が、頭皮への圧力を軽減してくれますね。ナイロン製のものが安価で手に入りやすいのですが、静電気が起こりやすく髪を傷める原因になるので、静電気防止加工などが施してあるものを選びましょう。

ブラッシングによるケアのメリット

ブラッシングってそんなに大切なの?という人に、ブラッシングで得られる、頭皮にも髪にも嬉しい効果を紹介しますね。

頭皮の血行を促進

ブラッシングで頭皮の上をブラシが滑ることで、マッサージ効果が得られます。乾燥して固くなりがちな頭皮をマッサージすると、血行を促進して毛母細胞に栄養が行き届き、健やかな髪が成長するのを助けてくれるんですよ。また、血行が良くなることでリラックス効果が得られるのも嬉しいポイントです。

皮脂を行き渡らせて髪にツヤが出る

頭皮に皮脂が溜まってしまうと、毛根を塞いで髪の成長を阻害します。また、乾燥した頭皮は皮脂の分泌が過剰になりやがて脂漏性皮膚炎などを引き起こす原因に。ブラッシングはそんな皮脂を髪の毛全体に行き渡らせて髪にツヤを与える役割もあります。

頭皮も髪の毛も、美しく保つには油分が必要!ですが、そのバランスが崩れると頭皮の炎症や髪のパサつきに繋がるんです。油分のバランスを保つためにはブラッシングが有効というわけですね。

汚れを落とす

髪が皮脂やホコリで汚れていると、シャンプーの泡立ちが悪く、何度もシャンプーをしなければならないので、その分頭皮への刺激も強くなります。あらかじめ汚れやほこりを落としておくことで、無駄なシャンプーを省くことができますね。

ブラッシングの注意点

ブラッシングはやり方を間違えると頭皮や髪の毛にダメージを与え、抜け毛や薄毛の原因になります。ブラッシングをする際に気をつけたいポイントを押さえておきましょう。

強く押し当てない

強く押し当てると頭皮が傷つきます。傷ついた頭皮はフケを発生させ、そのフケのせいで痒みを引き起こします。フケのせいでマラセチア菌が大量発生すると、皮膚炎や不快なにおいを発生させることもあります。

抜け毛に繋がる皮膚トラブルを避けるためにも、ブラッシングする時にブラシは軽く滑らせるようにしましょう。

同じところを何度も往復しない

力の加減がちゃんとできていても、同じところを何度もブラッシングすれば頭皮は擦れて傷つきます。大は小を兼ねないのがブラッシング!何度もしつこくやればデメリットが大きくなってしまうので、ブラッシングは同じところを往復しないようにしましょう。

清潔に保つ

ブラッシングを汚れたままにしていると、皮脂やフケをエサに目には見えない雑菌が増殖してしまいます。せっかく綺麗にケアしている頭皮に汚れたブラシを使ったら、雑菌のせいで皮膚炎や痒み、かぶれを引き起こす原因に。ブラシは清潔に保ちましょう。

頭皮が濡れている時は使用しない

濡れている髪の毛は、切れ毛や抜け毛が起こりやすい状態です。お風呂に浸かり過ぎた時に指先がふやけますよね?それと同じように、髪の毛も弱くなっているので、このタイミングでブラッシングすると切れたり抜けたりしてしまうんです。

また、濡れている時は髪の表面のキューティクルが開いている状態なので、髪の毛が絡まりやすく梳かしてもなかなかほどけません。ブラッシングは髪を乾かしてからオイルなどを付けて行いましょう。

ブラッシングで頭皮ケアまとめ

今までブラッシングを習慣にしてきた人も、なにげなくやっていたことが実は抜け毛や薄毛を招いていたということも。ブラッシングはやり方さえ間違えていなければ、頭皮環境を整え髪にツヤを持たせる効果があります。

薄毛が気になってきたという人は、ブラッシングのやり方、使っているブラシの見直し、ブラッシングするときの注意事項をもう一度見直してください。正しいブラッシングで美しく抜け毛知らずの髪を目指しましょう。