眼精疲労が女性の薄毛の原因に!?スマホやPCを長時間使う女性は要注意!

年齢とともに目の疲れもひどくなり、目がしょぼしょぼする、凝り固まった感覚が出てくる方も多いでしょう。そんな眼精疲労は、視力低下や肩こり、頭痛を引き起こすだけにとどまりません。

スマホやPCを長時間使用する女性は特に要注意!薄毛までもが眼精疲労が原因で起こるのです。眼精疲労と薄毛の関係、そして眼精疲労の改善方法についてお届けします。

眼精疲労と女性の薄毛の関係

では眼精疲労と女性の薄毛の関係性についてご紹介します。

一般の方には、眼精疲労と薄毛がダイレクトに繋がりにくいように、眼精疲労だと必ずしも薄毛になる訳ではありません。眼精疲労が原因で起こる多くの症状の1つとして薄毛があるのです。

ちなみに眼精疲労で引き起こされるその他の症状は以下のようなものがあります。

  • 目の疲れ
  • 目のかすみ
  • 目の痛み
  • 目が乾く
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 肩こり
  • 身体のだるさなど

ただしこれは一般的な症状であり、重症化するとうつ病や自律神経失調症までも引き起こします。

眼精疲労が頭皮の血行不良を促進

眼精疲労が薄毛を引き起こす原因として最も大きなものが頭皮の血行不良です。

目の疲れや痛みなどを感じる眼精疲労になると、同時に感じやすいのが肩や首のコリです。そしてご自身では分かりにくいかもしれませんが、首と繋がっている頭皮にもコリが起こります。

頭皮にコリが生じている状態は、頭部にある筋肉が凝り固まっている状態です。つまり筋肉内を通っている血管は、縮んだ筋肉に圧迫され血行が阻害されます。また筋肉と頭皮は繋がっている為、頭皮自体も収縮します。その結果、頭皮にも血行不良が起こるのです。

頭皮に血行不良が起こると、頭皮の細胞に十分な酸素が届けられなくなります。これは血液が細胞に酸素を運ぶ働きをしている為です。

また頭皮の深部にある毛母細胞は、細胞分裂が活発に行われることで髪の毛を成長させ、かつ新しい髪の毛を作り出すことができます。

つまり頭皮の血行が悪くなると、頭皮細胞の新陳代謝が遅れることで抜け毛が増えます。さらに新しい髪の毛が育ちにくくなるので薄毛に進行しがちです。

眼精疲労が頭皮の栄養不良を促進

眼精疲労が薄毛を引き起こすもう1つの原因は頭皮の栄養不良です。上記でご紹介した血行促進とも非常に深い関係があり、血液が酸素だけでなく栄養も運んでいる為です。

頭皮のコリによって起こった血行不良は、頭皮環境を悪化させます。それは頭皮に髪を育てるのに欠かせない栄養がたっぷり存在してこそ、艶やコシのある健康な髪の毛が保てるからです。

眼精疲労及び薄毛と関係が深い栄養素は2つあります。その1つはL-システイン、もう1つがビタミンB群です。

1つ目のL-システインは髪の主成分であるたんぱく質の材料です。髪の毛はケラチンと呼ばれるたんぱく質から作られており、ケラチンはL-システインが合成されて出来上がります。つまり、L-システインが不足してしまうと髪の毛自体が作られにくくなります。

またL-システインは眼精疲労の回復に使われる栄養素です。

その結果、眼精疲労を回復させようとL-システインが大量に消化されると、髪に送られる栄養素が不足し、か細い髪の毛となり薄毛に繋がるのです。

2つ目のビタミンB群は、たんぱく質の合成の補助と細胞の活性化を行います。たんぱく質は前述のとおり髪の主成分であるため、不足すると髪の毛が作られません。また髪を作り出す毛母細胞の活性化がスムーズにならないと新しい髪の毛は生えません。さらに頭皮細胞の新陳代謝の活性化が怠ると、髪の毛はやせ細り抜け毛が増えます。

このビタミンB群も目の疲労回復に使用される為、L-システイン同様に髪へ送られる栄養素が不足するのです。

つまり、眼精疲労は頭皮及び髪に必要な栄養を取り去ってしまい薄毛を誘発させます。

冷え性の女性は眼精疲労がさらに深刻化

頭皮の血行不良が薄毛を引き起こすことは前述した通りですが、血行不良は頭部だけにとどまりません。

女性に多い冷え症の方は、手足などの末端からの冷えを感じる人が多くいます。冷え症を持っている方は全身の3分の2が集まる下半身の血流が特に悪くなっています。それにより全身の血行不良が起こるので、さらに眼精疲労が深刻化してしまいます。

そして眼精疲労が深刻化すると、抜け毛の量が増えさらに薄毛は進行してしまいます。また抜け毛が増えるストレスが、さらに血管を収縮させ抜け毛を生むという負のスパイラルが生まれるのです。

女性の薄毛を生む眼精疲労と目の疲れの違い

次に薄毛を生む原因となる眼精疲労と目の疲れの違いと見分け方についてご紹介します。

目の疲れは睡眠で解消可能!

タイトルにもあるように目の疲れは、睡眠や目を休めることでほぼ解消可能です。一時的な目の疲れであり、症状も比較的軽度です。

具体的な症状には以下のようなものがあります。

  • 目が重い
  • 目の奥の痛み
  • 目がかすむ
  • 目がゴロゴロするなど

しかし気を付けておきたいのは、一時的でかつ軽度な目の疲れが慢性化することで眼精疲労へと進行することです。

その為、目の疲れが寝ても取れにくくなる前に早めに対処することが大切です。

眼精疲労は睡眠で解消不可

一方の眼精疲労は、睡眠や休息によって多少緩和されることはあっても症状は解消されません。

つまり眼精疲労は、慢性的に続く目の疲れです。

また眼精疲労が引き起こす症状は目に関する症状だけにとどまりません。頭痛、吐き気、肩こり、身体のだるさ、食欲不振など多岐にわたるのが特徴的です。

これらがより進行すると、抗うつ症状や自律神経失調症の引き金となります。

薄毛を生む眼精疲労の症状とは

では眼精疲労を引き起こす症状と、その中でも薄毛を生む眼精疲労の症状についてご紹介します。

眼精疲労の症状は主に3つあります。

  1. 近視、乱視、老眼などの視力異常によるもの
  2. ドライアイ(コンタクトレンズの長時間使用、パソコンなどの長時間使用)
  3. 自律神経異常(ストレスなど)

この中で、抜け毛や薄毛の原因となるのが、ドライアイと自律神経異常です。パソコンなどの使い過ぎ、積み重なるストレスは現代社会の誰にでも起こり得ることです。

パソコン画面を見ているとき、私たちは瞬きの回数が大幅に減り画面を凝視します。その為、涙が目に行き渡らずドライアイが引き起こされます。

また涙を出すという行為も自律神経がコントロールしている為、ストレスを強く受けると涙の分泌量が減り、ドライアイに繋がります。

薄毛に繋がりやすい眼精疲労の症状は、その他にも肩こり、首のコリや痛み、頭痛などがあります。慢性的にこれらの症状がある方は注意が必要です。

眼精疲労による女性の薄毛の原因を知ろう

眼精疲労がひき起こす薄毛の4大要因についてご説明します。

女性の薄毛を生むスマホ・パソコンの使い過ぎ

まず1つ目は、スマホやパソコンなどの目を酷使する作業です。これは仕事で使用する場合に限りません。例えば、ネットサーフィンを長時間する、動画を長時間視聴する、ゲームを長時間行うという娯楽で目を使う場合も同様です。

問題点は2つあります。1つ目は、長時間画面を見続けることで瞬きの回数が減り、ドライアイになりやすい事です。もう1つは、パソコンやスマホの画面から出るブルーライトを見続けることによる目の疲れです。

厚生労働省作成のガイドラインにもあるように、1時間使用後は10~15分目を休ませることをお勧めします。またパソコン画面に食い入るように近づきがちですが、画面から最低40㎝は離れておくことが大切です。

またスマホやパソコン画面にブルーライトをカットするフィルターを使用したり、メガネをブルーライトカットのものに換えるのも有効です。

睡眠不足が眼精疲労を生む

睡眠不足も眼精疲労から薄毛を生みやすくなります。

日中、私たちの目は上下左右とあらゆる方向に細かく動き、周りの状況を見たり、文字を読んだりしています。目は周辺の6つの筋肉により支えられ、数万回の単位で動く為、非常に疲労しやすい状態にあります。

そんな酷使されている目は、眠る為に目を閉じることで、ようやく筋肉がリラックスできるのです。目の筋肉がリラックスすると黒目は瞼の上方に移動し、光を感じなくて済むので眼球自体もリラックスすることが出来ます。

しかし睡眠時間が短いと、目の周りの筋肉が十分に休むことなくまた1日中動かなくてはいけません。これが積み重なると、目は悲鳴を上げ眼精疲労が悪化します。

目の奥がズキズキする、目を取り出したいような感覚がある、そんな方は、アイマスクをするなどして光を遮断し、十分な睡眠をとるようにして下さい。

度の合っていないメガネ・コンタクトは眼精疲労の素

パソコン作業などをする方に多いのが、視力の低下です。最近画面の文字が見づらいなと思いながらも目を細めたり、画面に顔を近づけることでやり過ごしていませんか。

度があっていないメガネやコンタクトを使用することは、これらの矯正器具がないのと同じ状態です。クッキリと見えないもので見ようとすることは目にも非常に負担となります。

逆に、度がきつ過ぎるメガネなども、眼精疲労を引き起こします。見えすぎることでピントを調整している目の筋肉が疲労する為、かえって良くありません。

メガネやコンタクトは使用用途や1日の使用時間に応じて適当な度数のものを作るようにしましょう。また度が合わなくなって来たなと感じたときは、早めに眼科医を受診し、作り替えの相談をしましょう。

毎日のストレスが眼精疲労を生む

私たちはストレスの大小こそあれ、全く感じないという日はないほどにストレスと隣り合わせの生活をしています。人間関係のストレスはもちろん、体調不良でもストレスを感じ、仕事や家事などで感じることもあります。

これらストレスは、イライラ感や不安感などを引き起こすと同時に、自律神経に大きな影響を与えます。自律神経には、活動的な時に働く交感神経と、リラックス状態に働く副交感神経の2つがあります。

そしてストレスを感じると交感神経が優位に働き、常に筋肉や神経が張り詰めた状態となり、血管を圧迫します。それにより血行不良が起こると、さらに緊張状態が生まれるのです。

またストレスに耐える為に、私たちは知らぬ間に歯を食いしばります。それにより頭皮の筋肉も連動して緊張を起こし、頭皮のコリが生じます。このような緊張状態で目を使う事は、通常以上に目に酷使し、かつ目の血流も悪化させる為、眼精疲労が起こるのです。

女性の薄毛対策に繋げる眼精疲労解消法

では女性の薄毛対策に是非取り入れたい眼精疲労の解消法をご紹介しましょう。

ステップ1 頭皮マッサージで頭部全体の血行促進

まず1つ目は頭皮マッサージを行う事です。目が疲れているときは、非常に高い確率で頭皮もコリを起こし血行障害を起こしています。

そこで頭皮の血行障害を解消する効果もある頭皮マッサージを取り入れ、頭部全体の血行促進に努めることが大切です。

  1. 左右の5本の指で頭全体を包み込むようにし、まずは大きくゆっくりと円を描きます
    ※使用するのは指の腹
  2. マッサージする場所を、前方、側方、後方とまんべんなくじっくりと行います
  3. 頭皮が少しずつ動き出したら、こめかみ、耳の上、耳の後ろなど小さな範囲で円を描きます
  4. 最後にマッサージする場所を下から上へ移動させ、血流を促進させながら全体的に円を描きます

力加減は、強すぎても弱すぎてもいけません。痛いけど気持ちいいぐらいの強さで行ってください。ただし長時間マッサージすると頭部には血管が多いので疲労しやすくなります。そこで、1回に行うのは5分程度にとどめてください。お風呂上りの血行が良く、かつ頭皮がきれいな状態で行うのがベストです。

ステップ2 凝った目の筋肉をストレッチ

頭部の血行が全体的に良くなった後は、いよいよ目の筋肉をほぐしていきましょう。

まずはストレッチ前の準備から行います。

  1. タオルを濡らし硬く絞った後、レンジでチンしてホットタオルを作ります
  2. 目の上にホットタオルをのせ、目の周辺の筋肉を温めます
  3. ホットタオルを外し、目頭の少し上にある「清明(せいめい)」というツボを5秒程度押します(5~6回)
    ※眼球を押さないように注意
  4. 眉毛の内側にある「攅竹(さんちく)」というツボを3秒程度押します(5~6回)

次に目の筋肉をストレッチしていきます。

  1. 左右の目を思いっきり左側に向け、10秒止めます
  2. 左右の目を、思いっきり右側に向け、10秒止めます
  3. 左右の目を、思いっきり上側に向け、10秒止めます
  4. 左右の目を、思いっきり下側に向け、10秒止めます

それぞれのストレッチの間には10秒程度、休憩を入れて、目を休めてあげてください。

思いっきり、一方の方向に目を動かせた後リラックスさせることで、筋肉を緩めることが出来ます。

ステップ3 目の疲れを取るサプリメントで栄養補給

最後は、目の疲れを取るサプリメントで栄養補給を行ってください。

目の疲れにお勧めなのは、疲れ目に効果的なアントシアニンを含むブルーベリーやカシス、ビタミンB群、ルテインなどの栄養素です。また、涙の生成を助けるビタミンAも欠かせません。さらに眼精疲労回復にはシステインも有効です。

食事では取り切れない栄養素をサプリメントを利用して補うことで、眼精疲労を早期に回復させ、髪に十分なタンパク質とビタミンB群を届けることが可能となります。

頭部の血行促進、筋肉ストレッチによる疲労回復、サプリメントなどを利用した栄養補給に加えて、目を疲れさせないようにスマホやパソコンの使用時間の調整も当然必要です。

まとめ

目の疲れが慢性化するとやがて眼精疲労へと進行します。そして頭皮の血行不良と栄養不良を招くことから抜け毛や薄毛を生み出してしまうのです。これを回避するためには、パソコンやスマホの使い方や使用時間を調整することが欠かせません。さらに、どうしても溜まる目の疲れは、定期的に頭皮マッサージ、目のストレッチ、栄養補給の3ステップを取り入れ薄毛を防ぎましょう。